展示会出展・広告宣伝に使える補助金【2026年】対象経費・申請時期を比較
展示会出展、チラシ、動画、ウェブ広告に使える2026年の補助金・助成制度を比較。持続化補助金、東京都の展示会出展助成、自治体の国内・海外出展支援について、対象経費、上限、締切、契約前の注意点を解説します。
この記事でわかること
- 展示会・広告の費用を支援する制度は、全国一律の一制度ではありません。事業者規模、所在地、国内・海外、展示会と広告のどちらを主目的にするかで候補が変わります。
- 小規模事業者は持続化補助金、東京都内の中小企業は東京都中小企業振興公社、地域の小規模な出展は市区町村、海外展開は都道府県やJETROの支援を順に確認します。
- 出展申込、契約、発注、広告掲載、支払いの許される時期は制度ごとに異なります。補助対象期間と交付決定日を確認するまで、出展料や制作物を正式発注しないことが重要です。
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地域や目的を選び、対象になりそうな制度の公式情報を確認してください。
結論:展示会と広告は所在地・目的・実施日から選ぶ
展示会出展や広告宣伝に使える支援はありますが、すべての事業者が同じ条件で使える「展示会・広告専用の全国一律制度」があるわけではありません。2026年7月30日時点では、小規模事業者向けの全国制度、東京都などの地域制度、海外出展を支援する自治体制度を分けて探します。
最初に決めるのは、補助上限ではなく申請者、展示会、支出日の三点です。会社所在地と事業規模、BtoB商談か一般販売か、出展・広告の実施日を確定すると、申請できない制度を早い段階で除外できます。
小規模事業者は持続化補助金を確認する
販路開拓のために展示会へ出展し、チラシや広告も組み合わせる小規模事業者は、小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>が候補です。展示会等出展費と広報費は対象経費に含まれますが、広報費だけで申請することはできません。
所在地に専門制度があれば全国制度と比較する
東京都中小企業振興公社や市区町村には、展示会出展を主目的とする制度があります。専門制度は対象経費が具体的な一方、都内事業者、区内事業者など所在地が限定され、対象となる展示会や申請時期も細かく定められます。
海外出展は現地販売より商談目的を明確にする
海外展示会の支援では、海外市場の開拓、商談、取引先獲得が主な目的になります。その場で一般消費者へ商品を販売する催事や、既存取引先だけを集めた催事は対象外となる制度があるため、主催者資料と来場者属性を確認してください。
2026年に確認できる主な制度を比較する
次の表は、2026年7月30日に公式情報を確認できた代表例です。全国制度と地域制度は対象者が異なるため、金額だけで優劣を決めるものではありません。
受付状況は更新されます。表で候補を絞った後、必ず申請する回の公式ページ、公募要領、交付要綱で締切と対象期間を再確認してください。
| 制度 | 主な対象 | 補助率・上限 | 2026年7月30日時点 |
|---|---|---|---|
| 小規模事業者持続化補助金 第20回 | 販路開拓等を行う小規模事業者 | 基本2/3・上限50万円、特例で最大250万円 | 11月5日受付開始、12月15日17時締切予定 |
| 東京都 展示会出展助成事業 | 要件を満たす都内中小企業者 | 2/3以内・上限150万円 | 月ごとに受付。第5回は8月1日〜14日 |
| 文京区 展示会等出展費用補助金 | 区内で1年以上事業を営む中小企業 | 1/2、国内上限10万円・海外上限30万円 | 出展申込後、開催のおおむね1か月前までに申請 |
| 福井県 海外展示会等出展支援 | 県内に本社等がある中小企業 | 1/3・上限100万円 | 2026年8月4日17時締切 |
| JETROの見本市・展示会支援 | 各展示会の参加要件を満たす企業 | 現地支援やジャパン・パビリオン等。条件は案件別 | 補助金とは限らないため各募集ページを確認 |
持続化補助金は展示会と広告を一つの販路開拓計画にする
小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>は、経営計画に基づく販路開拓等を支援する制度です。第20回は基本上限50万円、基本補助率2/3で、賃金引上げ特例の赤字事業者は3/4となる場合があります。
インボイス特例は50万円、賃金引上げ特例は150万円、両方を満たす場合は200万円が基本上限へ上乗せされ、補助上限は最大250万円です。加算を受けるには各特例の要件を満たす必要があり、申請しただけで最大額を受給できるわけではありません。
第20回は12月4日の様式4期限にも注意する
第20回は2026年11月5日に申請受付を開始し、2026年12月15日17時に締め切る予定です。商工会・商工会議所へ依頼する事業支援計画書(様式4)の発行受付期限は2026年12月4日のため、申請締切より前に相談と計画作成を進めます。
申請は電子申請のみで、GビズIDプライムが必要です。IDの取得と支援機関への依頼を後回しにすると、申請画面を完成できても期限に間に合わない可能性があります。
広報費にはチラシ・広告・看板・動画等が含まれる
第20回公募要領では、チラシ・カタログ、新聞・雑誌への広告、看板、インターネット広告、バナー広告、SNS広告、販促用の画像・動画制作などが広報費の例です。新たな販路開拓へ必要な内容であることを示し、掲載媒体、期間、対象商品を特定します。
広報費の補助金交付申請額は30万円(税込)が上限で、広報費のみによる申請はできません。会社そのもののPR、求人広告、補助事業期間内に使い切れない印刷物、期間外に掲載した広告は対象外となる例があります。
展示会等出展費は小間料・運送・通訳等を確認する
国内外の展示会・商談会の出展料、オンライン展示会等の参加費、展示物の運送費、通訳料、翻訳料は展示会等出展費の候補です。自動車代、ガソリン代、駐車場代は運搬費として認められず、通常の旅費と混同しないようにします。
展示会への出展申込は交付決定前でも行える扱いですが、請求書の発行と出展料の支払いは交付決定後でなければなりません。販売だけを目的とし、新たな販路開拓につながらない催事は対象外です。
東京都の展示会出展助成はBtoB商談型が対象
東京都中小企業振興公社の令和8年度展示会出展助成事業は、販路拡大のためにBtoB展示会へ出展する都内中小企業者等を支援します。助成率は2/3以内、助成限度額は150万円です。
申請はJグランツを使い、GビズIDプライムが必要です。公社はID発行に2〜3週間かかる場合があると案内しているため、募集月の直前ではなく出展計画が固まった時点で取得します。
2026年度は毎月の申請回から出展日を逆算する
2026年度は2026年4月から2027年1月まで10回の申請期間が設定されています。2026年7月30日時点で次の第5回は8月1日から8月14日までで、最終日は16時が締切です。
申請回ごとに助成対象期間が異なります。申請日が早ければよいわけではなく、展示会の開催日、出展料や制作物の支払日が対象期間へ入る回を選びます。
出展小間料またはEC初期登録料の申請が必須
対象経費には展示会参加費、資材費、運送費、ECサイト出店初期登録料、販売促進費があります。ただし、展示会参加費またはECサイト出店初期登録料のいずれかを申請する必要があり、資材費、運送費、販売促進費だけでは申請できません。
販売促進費は印刷物が50万円、動画制作が20万円、広告掲載が20万円、サイト制作・改修が20万円までです。ECサイト出店初期登録料にも20万円の上限があるため、全体150万円とは別に経費区分の上限を確認します。
共同出展・代理出展・販売目的は対象外を確認する
自社名で出展し、会場で商談を行うことが基本です。複数企業による共同出展、販売代理店名義での出展、製品を置くだけの展示、評価試験を主目的とする出展は対象外となります。
展示会場で販売することも認められていません。一般来場者への即売会ではなく、業界関係者との商談を行う展示会か、主催者の案内と会場運営ルールで確かめます。
文京区は少額の国内・海外・オンライン出展を支援する
文京区の2026年度展示会等出展費用補助金は、区内で1年以上事業を営み、税を滞納していない中小企業が対象です。年度内に一事業者一展示会が原則で、展示会への出展申込後、開催のおおむね1か月前までに申請します。
国内展示会は出展料の1/2で上限10万円、海外展示会は対象経費の1/2で上限30万円です。海外は出展料に加え、通訳費と展示品の輸送費が対象となり得ます。
オンライン展示会は主催者の所在地で上限が変わる
オンライン展示会も対象ですが、国内・海外の区分は主催者の所在地で判断します。ウェブ上で開催されるという理由だけで、海外展示会の上限が適用されるわけではありません。
販売会と同一展示会への重複補助は避ける
物産展、即売会、フリーマーケットなど販売を主目的とする催事は対象外です。同じ展示会で国、東京都、他の自治体等の補助金を利用する場合も対象にならないため、利用経費を分ければ必ず併用できるとは考えず、申請前に区へ確認します。
福井県は海外展示会の出展費・渡航費等を支援する
福井県の2026年度海外ビジネス拡大支援事業補助金(海外展示会等出展支援)は、県内に本社または主たる事業所を有し、原則1年以上事業を営む中小企業者が対象です。海外市場の開拓を目的とする展示会等への出展を支援します。
補助率は1/3、上限は100万円で、採択予定は15件程度です。対象経費には出展小間料、小間の設計・設営・装飾、備品借上、展示品輸送、通訳、渡航費、宿泊費が含まれます。
締切は2026年8月4日17時
申請期限は2026年8月4日17時です。交付決定は8月下旬の予定で、交付決定より前に開催される展示会は対象外となります。事業は2027年2月末までに完了する必要があります。
先に着手する必要がある場合も届出だけで決めない
やむを得ず交付決定前に事業着手が必要な場合の届出制度がありますが、届出をすれば必ず補助対象になるという意味ではありません。募集要領の条件を読み、契約、発注、支払いを行う前に県の担当窓口へ確認してください。
展示会費・広報費・ウェブ費・旅費を分けて見積もる
展示会に関係する支出でも、制度上は一つの経費区分になりません。出展小間料、装飾、輸送、通訳、旅費、チラシ、動画、ウェブ広告を分けると、区分ごとの上限や対象外を確認しやすくなります。
見積書で「展示会一式」とまとめると、対象経費と対象外経費を切り分けられません。数量、単価、制作物の仕様、掲載期間、渡航者、利用日を明記してもらいます。
| 支出 | 確認する区分 | 証拠の例 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 出展小間料 | 展示会参加費・出展費 | 主催者資料、申込書、請求書 | 対象展示会と開催日を照合 |
| 小間装飾・備品 | 資材費・設営費 | 図面、仕様書、会場写真 | 自社で恒常利用する備品との区別 |
| 展示品の輸送 | 運送費 | 配送伝票、重量・区間、請求書 | 自動車・ガソリン等が対象外の制度あり |
| 通訳・翻訳 | 通訳費・翻訳費 | 業務内容、言語、稼働記録 | 外国語証憑には日本語要約を求める例あり |
| チラシ・カタログ | 広報費・販売促進費 | データ、納品数、配布記録 | 未使用分や会社PRだけの制作物に注意 |
| 動画・ウェブ広告 | 広報費・販売促進費・ウェブ費 | 掲載画面、配信期間、レポート | 経費区分ごとの上限と期間を確認 |
| 渡航・宿泊 | 旅費 | 旅程、搭乗券、宿泊明細 | 海外支援でも全制度が対象にするわけではない |
出展申込と契約・支払いは同じ日として扱わない
展示会は公募より前に出展枠が埋まることがあり、申請前の出展申込を認める制度があります。しかし、申込が可能でも、請求書の受領、申込金の支払い、正式発注まで認められるとは限りません。
持続化補助金第20回は交付決定前の出展申込を認める一方、請求書の発行と支払いは交付決定後であることを求めています。東京都の制度も出展申込の時期と、展示会開催・支払いが助成対象期間内かを分けて確認します。
主催者への申込前に四つの日付を聞く
申込日、契約成立日、請求書発行日、支払期限を主催者へ確認します。ウェブ申込を送信した時点で契約が成立する規約や、キャンセル不能となる日があるため、申請担当者だけで判断しません。
制作会社には条件付き発注ではなく見積を依頼する
ブース装飾、動画、チラシ、広告配信は、見積取得と正式発注を分けます。交付決定前は見積や仕様調整にとどめ、注文書、発注メール、申込金、クレジット決済を送る日を社内で管理します。
申請前に展示会の公式資料と商談計画を用意する
展示会名だけでは対象可否を確認できません。主催者、会期、会場、開催目的、来場者、出展料が分かるパンフレットや公式ページを保存します。オンライン展示会では、開催期間、商談機能、参加者層、出展プランを示す資料が必要です。
申請書では、既存顧客への挨拶や会社認知だけで終わらせず、対象市場、展示製品、獲得したい見込み客、商談件数、見積提出、受注までの流れを示します。
目標は来場者数ではなく商談後まで置く
KPIは名刺獲得数だけでなく、有効商談数、フォロー連絡率、見積提出数、商談化率、受注額まで段階を分けます。展示会終了後30日、90日、180日の追跡担当を決めると、販路開拓の効果を説明しやすくなります。
広告は展示会前・会期中・会期後の役割を分ける
展示会前は来場予約、会期中はブース誘導、会期後は資料請求や商談予約というように広告の役割を分けます。媒体、対象者、配信地域、掲載期間、リンク先、成果指標を計画書と見積書で一致させます。
実績報告は写真・成果物・支払い証拠を一組にする
補助金は採択だけで入金されるものではありません。交付決定後に事業を実施し、実績報告と検査を経て補助額が確定する制度が一般的です。出展と支出が計画どおりであることを証明できるようにします。
保存する資料は、展示会資料、申込書、見積書、契約・発注記録、請求書、振込記録、会場写真、ブース写真、配布物、広告掲載画面、配信レポート、商談記録です。書類ごとに会社名、日付、金額、対象事業を一致させます。
会場写真は社名と出展状況が分かるように撮る
入口看板、展示会名、会期、自社ブース、社名表示、展示品、商談の様子を撮影します。人物が写る場合は会場規約や肖像権に配慮し、実績報告に必要な範囲で記録します。
外国語の証憑には日本語の説明を付ける
海外展示会の請求書、送金記録、主催者資料が外国語の場合は、日本語訳または内容を説明する日本語要約を準備します。通貨、換算日、為替レートの扱いは制度の指示に従ってください。
国内・海外・オンラインで候補制度を切り替える
国内展示会なら、持続化補助金、都道府県・市区町村の出展支援、商工会・商工会議所の制度を確認します。海外展示会なら、所在地の海外展開支援、JETRO、中小機構、地域の産業支援機関を加えます。
オンライン展示会は、対面展示会と同じ扱いとは限りません。プラットフォーム利用料、初期登録料、商談機能、広告枠、動画制作がどの経費区分へ入るかを制度ごとに確認します。
販売イベントは展示会支援の対象外になりやすい
物産展、マルシェ、即売会のようにその場で商品を販売する催事は、BtoB商談型の出展支援では対象外になる例があります。来場者、販売の有無、商談スペース、主催目的を申請前に整理します。
JETROは現金給付以外の支援も比較する
JETROは海外見本市でジャパン・パビリオンの設置や出展支援を行っていますが、参加費、対象経費、支援内容は展示会ごとに異なり、すべてが補助金ではありません。市場情報、現地商談支援、共同出展の価値も含めて案件別の募集要項を確認します。
三つの想定ケースで制度の選び方を確認する
次の例は申請可否を保証するものではなく、候補を絞るための考え方です。同じ費用でも所在地、従業員規模、展示会の性格、契約時期が違えば選ぶ制度は変わります。
ケース1:小規模事業者が国内展示会と広告を組み合わせる
地方の小規模製造業が国内展示会へ出展し、チラシとSNS広告も実施する場合は、持続化補助金を確認します。展示会等出展費を中心に、広告が新規商談へどうつながるかを一つの販路開拓計画へまとめます。
広報費だけでは申請できず、広報費の交付申請額には30万円の上限があります。出展申込、請求書、支払日の違いも主催者へ事前に確認します。
ケース2:都内中小企業がBtoB展示会へ出展する
都内中小企業が商談型展示会へ自社名で出展する場合は、東京都の展示会出展助成を比較します。出展小間料等を必須経費として、装飾、運送、印刷物、動画、広告を区分します。
共同出展、代理出展、会場販売は対象外となるため、主催者資料と申込名義を確認します。出展日と支払日が同じ申請回の助成対象期間へ入るかも重要です。
ケース3:福井県の企業が海外市場を開拓する
福井県内の中小企業が海外展示会で新規取引先を開拓する場合は、県の海外展示会等出展支援が候補です。小間料、装飾、輸送、通訳、渡航、宿泊を分け、商談目標と帰国後のフォロー計画を作ります。
2026年度は8月4日17時が締切で、交付決定前に開催される展示会は対象外です。航空券や宿泊の予約を急ぐ場合も、着手条件を窓口へ確認してから進めます。
対象外・減額を避けるための注意点
展示会の参加資格を満たしても、申請順序、経費区分、証拠書類に不備があれば対象外や減額になる可能性があります。出展担当、経理、制作会社、旅行手配者で同じ日程表を共有してください。
見落としやすい注意点
- 申請前または交付決定前に出展料・制作費を支払った
- 販売会をBtoB商談会として申請した
- 広告費だけでは申請できない制度へ広告費のみを計上した
- 会社案内や採用広告など補助事業と直接関係しない制作物を含めた
- 補助対象期間外に広告を掲載し、期間内の成果を区分できない
- 同じ展示会・同じ請求書へ複数の補助金を重ねた
- 申請者と出展名義、請求書宛名、支払者が一致していない
- 現金払い等により支払いの流れを客観的に証明できない
- 会場写真、広告画面、配布物、商談記録を保存していない
- 交付申請額をそのまま入金予定額として資金繰りへ入れた
制度はJグランツ・J-Net21・自治体・JETROで探す
国と一部自治体の制度はJグランツ、国・自治体・支援機関の情報はJ-Net21の支援情報検索で探します。検索語は「展示会」だけでなく、「販路開拓」「見本市」「海外展開」「出展料」「広告宣伝」と所在地を組み合わせます。
市区町村の制度はJグランツへ掲載されない場合があります。会社所在地の産業振興課、商工課、商工会・商工会議所、都道府県の海外展開支援ページも確認します。海外はJETROの見本市・展示会一覧から案件別の募集を探します。
終了済みページを2026年度制度として扱わない
検索結果には前年の募集や受付終了制度が残ります。ページ更新日、募集年度、申請期間、公募要領の版、対象となる展示会開催期間を確認し、過年度の補助率や締切を現行制度へ流用しないでください。
窓口には具体的な日付と見積を伝える
問い合わせ時は、会社所在地、事業規模、展示会名、開催日、出展申込日、契約日、請求予定日、支払期限、費目別見積を伝えます。回答日、担当部署、確認した公募要領の版を記録し、後日の申請判断に使います。
展示会・広告の補助金でよくある質問
制度名が同じでも、年度や申請回によって対象経費と日程が変わります。以下は2026年7月30日時点の一般的な整理であり、個別の申請は公式資料と実施機関の回答を優先してください。
展示会場で商品を販売しても対象になりますか?
東京都の展示会出展助成や文京区の制度では、販売を主目的とする催事は対象外となります。商談型展示会でも会場販売を禁止する制度があるため、展示、商談、試供、受注、販売のどこまで行えるかを確認します。
補助金申請前に出展申込をしてもよいですか?
制度によります。持続化補助金第20回は出展申込を交付決定前に行えますが、請求書発行と支払いは交付決定後でなければなりません。他制度へ同じ扱いを当てはめず、申込と契約・支払いを分けて確認してください。
チラシやウェブ広告だけでも申請できますか?
持続化補助金では広報費のみによる申請はできません。東京都の展示会出展助成も展示会参加費またはECサイト出店初期登録料の申請が必須で、販売促進費のみでは申請できません。広告単独を支援する自治体制度がある場合は、その制度の目的と対象者を確認します。
国と自治体の補助金を併用できますか?
同じ展示会や同じ経費への重複補助は認められない場合があります。請求書を分けるだけで併用可能になるとは限らないため、両方の申請書に他の補助金利用を記載し、それぞれの事務局へ確認します。
採択されたら出展前に補助金が入金されますか?
多くの制度は後払いです。交付決定後に自社で費用を支払い、出展後の実績報告と検査を経て補助額が確定します。補助対象外や減額も想定し、出展費用の全額と当面の運転資金を準備します。
申請前に出展計画を一枚にまとめる
候補制度ごとに、申請者、所在地、展示会名、来場者、商談目的、開催日、申込日、交付決定予定、支払日、補助対象期間、経費区分、上限、実績報告期限を一枚の表へ記載します。
未確認の日付や経費が残る場合は、見積取得と情報収集までにとどめます。申請回の公式資料を保存し、窓口確認、社内決裁、出展申込、制作発注、支払い、実績報告まで同じ工程表で管理してください。
申請前チェックリスト
- 申請者の所在地、事業規模、業種が制度の対象か確認した
- 展示会がBtoB商談型、販売型、オンライン型のどれか整理した
- 国内出展、海外出展、広告宣伝の主目的を一つに決めた
- 出展申込、契約、発注、広告掲載、支払いの予定日を一覧にした
- 小間料、装飾、運送、通訳、チラシ、動画、ウェブ広告を見積書で分けた
- 出展料等の必須経費がある制度で、広告費だけを申請していない
- 同じ展示会・同じ経費へ別の国費や自治体補助を重ねていない
- GビズIDプライムの取得状況と電子申請の締切時刻を確認した
- 商談記録、会場写真、配布物、請求書、振込記録の保存方法を決めた
- 補助金入金前に出展費用の全額を支払える資金を用意した
- 申請する公募回の公式ページと公募要領の版を保存した
次に確認するページ
公式情報・出典
制度内容や日程は改定される場合があります。申請前に最新版をご確認ください。
