自社に合う補助金・助成金の探し方【2026年】検索手順と見極め方
2026年に会社や個人事業主が自社に合う補助金・助成金を探す方法を解説。Jグランツ、ミラサポplus、J-Net21、厚生労働省、自治体を使い分け、所在地・目的・対象経費・時期から候補を絞る手順と公募要領の確認点を整理します。
この記事でわかること
- 制度名を検索する前に、所在地、事業形態、業種・規模、取り組む目的、使いたい経費、実施時期、従業員に関する取組の7条件を一枚に整理します。
- 事業投資はJグランツ・Gビズポータルとミラサポplus、国・都道府県の新着支援はJ-Net21、採用・賃上げ・訓練等は厚生労働省、地域独自制度は都道府県・市区町村の公式サイトで別々に探します。
- 候補を見つけたら、受付状態、対象者、対象地域、対象事業、対象経費、着手時期、申請方法を公募要領で確認します。終了済み制度は次回公募を保証する情報ではありません。
条件に合う制度を無料で絞り込む
補助金・助成金の候補を、診断と検索から確認できます
地域や目的を選び、対象になりそうな制度の公式情報を確認してください。
自社に合う補助金は7条件を先に書くと探しやすい
自社に合う補助金・助成金を探す最短ルートは、制度一覧を上から眺めることではありません。自社の条件と実施したい事業を先に言語化し、その条件を検索サイト、所管省庁、自治体の公式ページへ順番に当てます。
最低限、所在地、法人・個人事業主等の事業形態、業種と従業員数、解決したい経営課題、支払いたい費用、契約・発注したい時期、採用・賃上げ・訓練等の雇用施策を整理します。補助上限の大きい制度から選ぶと、本来の事業と制度目的が合わなくなるためです。
2026年7月29日時点では、国の横断検索、地域支援情報、雇用関係助成金、自治体独自制度で入口が分かれています。一つのポータルだけで検索を終えず、同じ条件を複数の公式経路へ当てることが見落とし防止になります。
| 条件 | 書く内容 | 検索で使う例 |
|---|---|---|
| 所在地 | 本店、事業所、設備設置場所、納税地 | 鹿児島市 販路開拓 補助金 |
| 事業形態 | 法人、個人事業主、創業予定、NPO等 | 個人事業主 EC 補助金 |
| 業種・規模 | 業種、資本金、常時使用する従業員数 | 製造業 20人以下 省力化 |
| 目的 | 販路開拓、設備、DX、新製品、事業承継等 | 新商品 試作 支援 |
| 対象経費 | 機械、システム、外注、広告、人件費等 | 展示会 出展費 助成 |
| 実施時期 | 契約、発注、納品、支払を行いたい時期 | 2026 公募中 設備投資 |
| 雇用の取組 | 採用、訓練、賃上げ、育児・介護との両立等 | 従業員 研修 助成金 |
補助金ありきではなく経営課題から逆算する
補助金は、国や自治体等が政策目的に合う取組を支援する制度です。「何か買える補助金」ではなく、売上を伸ばす、人手不足を解消する、新製品を開発する、省エネを進めるなど、自社の課題と制度の目的が一致するかを見ます。
日本政策金融公庫の補助金の探し方も、事業計画を先に置き、誰が、なぜ、何を、どこで、いつ、どのように、いくらで行うかを分解する考え方を示しています。支出予定だけでなく、事業の対象顧客、実施場所、成果、必要資金まで書くと検索語が増えます。
買いたい物を課題の言葉へ変換する
パソコンなら「受発注の効率化」「インボイス対応」「テレワーク」、空調なら「省エネ」「労働環境」「熱中症対策」、ホームページなら「販路開拓」「越境EC」「採用」のように、設備名と経営課題の両方で検索します。
一つの支出を複数の目的で検索する
同じ設備でも制度の目的は異なります。高効率空調は省エネ支援、店舗改修はバリアフリーや観光支援、研修は人材開発や事業転換支援の候補になり得ます。ただし、候補が複数見つかっても同一経費の重複計上ができるとは限りません。
補助金・雇用助成金・融資・税制を最初に分ける
検索結果には補助金、雇用関係助成金、給付金、融資、信用保証、税制、相談・専門家派遣が混在します。名称だけで返済要否や受給条件を判断せず、実施機関、支援内容、審査、支払時期を確認します。
設備投資や販路開拓を支える補助金は審査と予算があり、採択後も交付決定、事業実施、実績報告、額の確定を経る制度があります。雇用関係助成金も共通要件、各コースの支給要件、計画・実施・申請期限があり、要件を満たせば自動的に支給されるという意味ではありません。
| 支援 | 最初に見る情報 | 主な確認先 |
|---|---|---|
| 事業向け補助金 | 政策目的、対象経費、補助率・上限、審査 | Jグランツ、ミラサポplus、所管省庁 |
| 雇用関係助成金 | 雇用保険、対象労働者、事前計画、実施・申請期限 | 厚生労働省、都道府県労働局 |
| 自治体助成・奨励金 | 所在地、納税、地域内実施、予算到達 | 都道府県・市区町村の公式サイト |
| 融資・信用保証 | 返済期間、金利、保証、資金使途、審査 | 日本政策金融公庫、自治体、金融機関 |
| 税制 | 対象設備・費用、適用年度、税額への効果 | 国税庁、所管省庁、税務担当者 |
最初の検索はJグランツ・Gビズポータルで広く行う
国や自治体がJグランツへ公開している補助金は、Gビズポータルの「手続を探す」またはJグランツから検索できます。2026年7月29日時点のGビズポータルでは、公開中の補助金と昨年度の補助金を分け、キーワード、業種、補助対象地域、募集期間、補助額上限、利用目的で絞り込めます。
Jグランツの事業者向け操作マニュアルでは、業種、制度名、従業員数の上限、対象地域、利用目的、募集予定・募集中・募集終了などから検索できると案内しています。制度名を知らなくても、「販路開拓」「生産性」「省エネ」など概要に含まれる語から探せます。
ただし、すべての補助金がJグランツで申請できるわけではありません。デジタル庁も、補助金によって一部手続きをJグランツで受け付けていない場合があると案内しています。検索結果で候補を得た後は、その制度の公式ページと申請方法へ移動します。
公開中だけでなく昨年度の制度も分けて見る
すぐ申請したい場合は公開中・募集中を優先します。設備計画が半年以上先なら昨年度や募集終了も調べ、過去の公募時期、対象経費、事前準備を確認します。ただし、同じ制度名、条件、日程で再募集されるとは限りません。
検索結果ゼロなら費用名を課題語へ変える
「冷蔵庫」で見つからなければ「省エネ」「食品衛生」「生産性向上」、「広告」で見つからなければ「販路開拓」「海外展開」「地域産品」のように言い換えます。商品名、一般名称、政策目的の3通りを試します。
ミラサポplusは課題と地域から主要制度を把握する
ミラサポplusは中小企業庁が運営する中小企業向け補助金・総合支援サイトです。2026年7月29日時点では、国が実施中の主要補助金の公募スケジュール、地域の補助金・助成金、人気の補助金、経営課題からの制度選択を確認できます。
自社に合った補助金を選ぶページでは、業務効率化、利益拡大、価格転嫁、経営改善・事業承継といった困りごとから入口を選べます。制度名が分からない段階で、経営課題を検索語へ変えるために使います。
主要制度の公募スケジュールを一覧で見る
ミラサポplusのトップでは、主要な国の補助金について公募開始日、申請受付期間、公募要領への導線が整理されています。記事やSNSで見た締切が現行回次と一致するかを確かめる入口として使います。
47都道府県の地域情報へ進む
地域検索では都道府県を選べます。ただし、市区町村や外郭団体の全制度が常に一つのページへ揃うとは限りません。候補が少ない場合は、次に自治体公式サイトとJ-Net21を確認します。
J-Net21は国・都道府県の新着支援を追う
中小機構が運営するJ-Net21の支援情報ヘッドラインでは、企業経営や創業に役立つ国・都道府県の補助金・助成金、融資、セミナー等を、カテゴリ、地域、キーワードから検索できます。
補助金だけを探す場合は「補助金・助成金・融資」を選び、全国または都道府県を指定します。Jグランツに掲載される電子申請型の補助金だけでなく、支援情報や公募記事を追う経路として使います。
所在地と利用目的の両方で検索する
「鹿児島 販路開拓」「東京 人材確保」のように地域名と目的を組み合わせます。対象地域が全国の制度と、特定都道府県の制度を分けて候補表へ記録します。
RSSで新着を定点観測する
支援情報ヘッドラインは、補助金・助成金・融資のRSSを案内しています。毎日検索し直す代わりに、新着を定期確認する候補にできます。RSSで知った情報も、申請時は実施機関の公式ページと公募要領を確認します。
採用・訓練・賃上げは厚生労働省を別検索する
人を雇う、雇用を維持する、正社員化する、高齢者を雇用する、研修を行う、育児・介護と仕事の両立を支える、賃金を引き上げて設備を導入するといった取組は、厚生労働省の雇用・労働分野を別に検索します。
厚生労働省は雇用関係助成金検索ツールを公開し、取組内容と対象者から探せるようにしています。制度一覧には、雇入れ、雇用環境整備、仕事と家庭の両立、人材開発等の区分と各コースが掲載されています。
雇用関係助成金には共通要件と個別要件があります。対象労働者を採用した後、訓練を始めた後、就業規則を変更した後では間に合わない手続きがあるため、実施前に最新のパンフレット、支給要領、申請先を確認します。
設備名ではなく雇用上の取組から探す
研修費を支援してほしい場合は「従業員の職業能力を高める」、非正規雇用の処遇改善なら「有期雇用労働者等を正社員化する」、賃上げと設備投資なら最低賃金引上げ支援というように、実施する雇用管理から探します。
都道府県労働局の受付窓口まで確認する
制度概要だけで申請先を決めず、事業所を管轄する都道府県労働局やハローワーク、電子申請の対象、提出期限を確認します。制度やコースで窓口が異なる場合があります。
自治体制度は都道府県・市区町村・外郭団体を分けて探す
地域限定制度は、都道府県、市区町村、産業振興財団、中小企業支援センター、商工会・商工会議所等で案内されることがあります。検索ポータルで候補が出なくても、事業所所在地の公式サイトに制度がないとは限りません。
自治体サイトでは「事業者向け」「産業・しごと」「商工業」「中小企業支援」「募集・公募」「補助金・助成金」の階層を確認します。サイト内検索が弱い場合は、検索エンジンで自治体の公式ドメインを指定します。
本店所在地だけで判定しない
地域要件は、本店登記、主たる事業所、設備の設置場所、補助事業の実施場所、市内での営業期間、市税の納付など制度ごとに異なります。本店が県外でも、県内事業所が対象になる制度とならない制度があります。
自治体名と担当部署名を検索語へ入れる
「市区町村名 産業振興 補助金」「都道府県名 中小企業 支援 公募」「自治体名 設備投資 令和8年度」のように検索します。終了ページしか出ない場合は、担当課の新着情報、予算資料、公募一覧も確認します。
早期終了と先着順を確認する
自治体制度には、申請期間内でも予算到達で受付を終了するものがあります。公募ページの更新日、受付状況、残予算の案内を確認し、見積や納税証明等の準備期間を含めて判断します。
業種別の所管省庁・実施機関も確認する
業種や事業テーマが明確な場合は、横断検索に加えて所管省庁・実施機関を確認します。研究開発はNEDOや中小企業庁、海外展開はJETRO、農林水産・食品は農林水産省、観光は観光庁、情報通信・放送は総務省・NICTなど、専門分野の公募が別ページで案内されます。
省庁名を決め打ちしすぎるのも避けます。食品製造業の省エネ設備なら農林水産分野だけでなく環境・エネルギー支援、宿泊業の採用なら観光支援だけでなく厚生労働省の雇用助成も候補です。
業種名と経営課題を組み合わせる
「建設 人材育成 助成金」「宿泊 省力化 補助金」「食品 HACCP 設備 支援」「製造 試作 研究開発」のように、業種だけでなく取組を入れます。業種名だけでは対象範囲が広すぎます。
団体・財団の助成は対象主体を先に見る
民間財団や業界団体の助成には、企業ではなく研究者、NPO、地域団体、学校等を対象とするものがあります。制度名に助成金とあっても、自社が申請主体になれるかを最初に確認します。
検索語は目的・経費・効果の3方向で作る
検索結果が少ないときは、同じ事業を目的、経費、効果の3方向へ言い換えます。たとえば予約システムなら、目的は業務効率化、経費はクラウド・システム導入、効果は省力化・生産性向上です。
検索語には地域名と年度を加えます。ただし「2026」だけでなく、行政ページで使われる「令和8年度」も試します。古い記事や終了制度を避けるため、検索結果の公開日・更新日と公式ページの受付状態を確認します。
| やりたいこと | 目的の語 | 経費・手段の語 | 効果の語 |
|---|---|---|---|
| ホームページ・EC | 販路開拓、海外展開 | 制作、広告、翻訳 | 売上拡大、地域産品 |
| システム導入 | DX、業務改善 | ソフトウェア、クラウド | 省力化、生産性向上 |
| 機械・空調更新 | 設備投資、省エネ | 機械装置、空調 | 能力向上、CO2削減 |
| 新製品の試作 | 新事業、研究開発 | 原材料、外注、検査 | 事業化、高付加価値 |
| 採用・研修 | 人材確保、人材育成 | 求人、訓練、研修 | 定着、技能向上 |
| 店舗改修 | 集客、観光、バリアフリー | 内装、什器、多言語化 | 来店増、受入環境 |
候補は5分判定で早く落とす
検索で見つけた制度をすべて精読すると時間がかかります。最初に受付状態、申請者、対象地域、対象事業、対象経費、着手時期の六つだけを概要と公募要領で確認し、一つでも明確に外れる候補を保留・除外します。
補助率や上限は、対象になり得ると分かってから比較します。上限1,000万円でも使いたい経費が対象外なら候補にならず、上限50万円でも地域・時期・経費が合えば実行しやすい場合があります。
| 確認 | 残す条件 | 除外・要確認の例 |
|---|---|---|
| 受付状態 | 準備期間を含め期限内 | 終了済み、予算到達、締切直前 |
| 申請者 | 法人形態・企業規模が該当 | 大企業、対象外法人、創業年数不足 |
| 対象地域 | 本店・事業所・実施場所が該当 | 所在地条件を満たさない |
| 対象事業 | 政策目的と自社計画が一致 | 単なる更新、通常業務、計画なし |
| 対象経費 | 使いたい支出区分が候補 | 汎用品、消耗品、人件費対象外 |
| 着手時期 | 交付決定等の後に契約可能 | すでに契約・発注・支払済み |
公募要領で申請できるかを確定する
ポータルや解説記事は候補発見に使い、申請可否は実施機関の公式ページ、公募要領、交付規程、申請マニュアル、Q&A、様式、更新履歴で確認します。概要チラシだけでは対象外条件や例外が省略されている場合があります。
最初に年度・回次・版数・更新日を確認し、対象者、対象外事業者、補助対象事業、対象経費、対象外経費、事業期間、申請方法、必要書類、審査、採択後手続きの順に読みます。
検索結果の上限額だけで判断しない
補助上限は受け取れる金額の約束ではありません。補助対象と認められた経費、補助率、上限、審査、実績報告後の確定によって金額が変わります。税、対象外経費、自己負担、入金までの立替資金も別に見積もります。
交付決定前の契約・発注可否を確認する
補助金には、交付決定前の契約・発注・支払を対象外とする制度があります。一方で、対象期間や事前着手の扱いが異なる制度もあるため、「一般的には」と決めつけず、申請する回次の公式資料で確認します。
不明点は事実を具体化して事務局へ聞く
「この費用は使えますか」だけでなく、申請者、契約相手、商品・役務、金額、契約予定日、納品予定日、使用場所を伝えます。回答日時、担当窓口、質問と回答を記録し、口頭回答だけで判断しないようにします。
終了済み制度は次回準備の材料として扱う
検索結果に終了済み制度が出たら、現在申請できる制度として候補へ残しません。過去の公募時期、対象者、対象経費、審査項目、必要書類を確認し、次回が公表された場合に備える資料として分けます。
制度名が継続しても、年度や回次で補助率、上限、対象経費、賃上げ要件、申請方法、事業期間が変わることがあります。「昨年あったから今年も同じ」「毎年同じ月に始まる」とは断定できません。
受付中・公募前・終了を一つの表で管理する
候補表へ制度名、実施機関、公式URL、状態、締切、次の確認日、対象経費、担当者を記録します。公募前は開始予定日、終了済みは次年度の確認月を設定します。
古い記事ではなく公式ページの更新を追う
検索結果のスニペットや第三者記事の日付ではなく、実施機関の新着情報、公募ページ、資料の改訂履歴を確認します。公式ページが削除・移転された場合も、後継制度を推測せず所管部署からたどります。
候補一覧は金額より実行可能性で比較する
候補が複数残ったら、補助上限だけでなく、対象経費の一致、申請準備、実施期限、自己負担、入金時期、採択後の報告、財産管理まで比較します。申請できても事業を期限内に完了できなければ、計画として成立しません。
申請工数と期待額も見ます。必要書類が多い制度を避けるという意味ではなく、自社の担当者、見積、許認可、支援機関確認、電子申請アカウントの準備が間に合うかを判断します。
| 比較項目 | 確認内容 | 判断 |
|---|---|---|
| 対象経費の一致 | 支出予定のうち何が対象候補か | 対象外費用を含め総額を再計算 |
| 実施時期 | 交付決定、契約、納品、支払、報告 | 予定どおり完了できるか |
| 資金 | 補助率、上限、税、自己負担、後払い | 入金まで立て替えられるか |
| 審査・要件 | 加点、賃上げ、認定、支援機関確認 | 実行できる条件か |
| 申請体制 | 担当者、見積、計画、添付書類 | 締切までに品質を確保できるか |
| 採択後負担 | 実績報告、証憑、財産管理、効果報告 | 運用を継続できるか |
検索から申請候補確定までを7日で進める
初回調査は期限を決めると進みます。1日目に7条件を整理し、2日目にJグランツ・Gビズポータル、3日目にミラサポplusとJ-Net21、4日目に厚生労働省と自治体、5日目に所管省庁を検索します。
6日目に5分判定で候補を絞り、7日目に上位候補の公募要領を読みます。この時点で申請を決める必要はありません。対象経費、日程、必要書類、資金を確認し、事業計画と合う候補だけを次工程へ進めます。
| 日 | 作業 | 成果物 |
|---|---|---|
| 1日目 | 所在地・目的・経費等の7条件を整理 | 検索条件メモ |
| 2日目 | Jグランツ・Gビズポータルを検索 | 国・自治体の候補 |
| 3日目 | ミラサポplus・J-Net21を検索 | 主要制度・地域支援の候補 |
| 4日目 | 厚労省・自治体公式サイトを検索 | 雇用・地域制度の候補 |
| 5日目 | 業種別の所管省庁・実施機関を検索 | 専門分野の候補 |
| 6日目 | 5分判定で除外・保留・精査に分類 | 候補比較表 |
| 7日目 | 公募要領と資金・日程を確認 | 申請候補1~3件 |
補助金探しでよくある失敗を避ける
よくある失敗は、検索結果のタイトルだけを見る、補助上限だけを比較する、終了済み制度へ申請できると思う、対象経費を確認する前に発注する、国のポータルだけで自治体制度も調べ終えたと考えることです。
また、専門家へ相談すれば必ず最適な制度が見つかる、申請を依頼すれば採択されるというものでもありません。検索と要件確認の責任を自社でも持ち、事務局・公的支援機関・専門家の役割を分けます。
補助金のために不要な投資を増やさない
補助率3分の2でも、残りの自己負担、消費税、対象外費用、申請・報告の工数が発生します。補助金がなくても必要な投資か、売上・利益・時間削減等で回収できるかを先に確認します。
検索ポータルの件数を制度総数だと考えない
掲載件数は取得元、対象期間、終了制度の扱い、重複、自治体情報の収集範囲で変わります。「日本には何件あるか」という総数より、自社の条件に該当し、現在申請可能な制度を公式情報で確定することが重要です。
助成金は要件を満たせば自動支給と考えない
雇用関係助成金も、共通要件、個別要件、対象労働者、計画、期限、審査・確認、不支給要件があります。対象になり得る段階と支給決定を区別します。
相談先は質問の種類で使い分ける
制度の対象経費や申請手続きは制度事務局、雇用関係助成金は都道府県労働局等、地域制度は自治体担当課へ確認します。経営課題や事業計画を整理したい場合は、よろず支援拠点、商工会・商工会議所、中小企業支援センター等の公的支援を検討します。
相談窓口は採択や受給を保証する場所ではありません。相談前に7条件メモ、会社概要、実施したい事業、概算見積、希望時期、候補制度のURLを用意すると、一般論で終わりにくくなります。
制度の解釈は実施機関へ確認する
第三者の解説と公募要領が異なる場合は公式資料を優先し、不明な例外は事務局へ確認します。相談回答を申請書へ反映する際は、回答時点と資料の版を記録します。
申請支援を依頼する前に業務範囲を確認する
候補探索、要件確認、事業計画、電子申請、採択後の交付申請・実績報告のどこまで含むか、料金、追加費用、契約解除、情報管理、資格が必要な業務を確認します。
補助金を継続的に探す仕組みを社内へ作る
補助金は必要になってから一度だけ検索するより、設備投資・採用・商品開発の年間計画と結び付けて定点観測します。四半期ごとに投資計画を更新し、月1回は国・自治体・雇用関係助成金の新着を確認します。
J-Net21のRSS、ミラサポplusの公募スケジュール、各実施機関のメール配信、自治体の新着情報を使い、担当者と確認日を決めます。新制度を見つけたら、対象可否の確認前に社内へ「使える」と共有しないようにします。
投資予定表と公募予定表をつなぐ
設備の更新月、新店舗の開業、展示会、採用、研修、新商品発売を年間表へ置き、公募開始から逆算して見積、GビズID、認定、支援機関確認等を準備します。
候補の更新日と確認者を記録する
候補表には最終確認日、確認者、公式URL、資料名・版、受付状態、次回確認日を残します。担当者交代後も、古い情報を現在の制度として再利用しないためです。
自社に合う補助金の探し方に関するよくある質問
補助金検索で迷いやすい点を、候補発見と申請可否の確認を分けて整理します。個別制度の条件は、必ず申請する年度・回次の公式資料を確認してください。
無料で使える補助金検索サイトはありますか
Jグランツ・Gビズポータル、ミラサポplus、J-Net21、厚生労働省の雇用関係助成金検索ツールは無料で利用できます。各サイトで収集範囲と役割が異なるため、複数を使い分けます。
Jグランツを見れば全国の制度をすべて探せますか
Jグランツでは国や自治体が公開する多くの補助金を検索できますが、すべての地域制度や雇用関係助成金を一つの入口で確認できるとは限りません。自治体公式サイト、J-Net21、厚生労働省も確認します。
終了した補助金は来年度も募集されますか
終了済み制度から次年度の実施を確定することはできません。過去の要領を準備の参考にしつつ、実施機関が次年度公募を正式発表するまで受付時期・条件を断定しません。
個人事業主でも補助金を探せますか
個人事業主を対象とする制度はありますが、法人限定、創業前限定、特定業種限定の制度もあります。事業形態、開業時期、従業員数、確定申告・納税等の条件を確認します。
申請前に買った設備へ補助金を使えますか
交付決定前の契約・発注・支払を対象外とする制度があるため、購入前に確認します。遡って対象にできると決めつけず、申請する制度の対象期間と着手条件を確認してください。
専門家へ相談すれば自社に合う制度が必ず見つかりますか
相談は条件整理や見落とし防止に役立ちますが、該当制度の存在、採択、受給を保証するものではありません。自社の計画と公式要件を照合し、制度固有の疑問は実施機関へ確認します。
検索を始める前のチェックリスト
次の項目を埋めてから検索を始めると、制度名や上限額に引っ張られにくくなります。空欄がある場合は、社内の投資担当、経理、労務、現場担当と先に確認します。
ここで確認するポイント
- 本店・事業所・設備設置場所・納税地を整理した
- 法人形態、資本金、従業員数、業種を確認した
- 補助金がなくても実施すべき事業かを判断した
- 経営課題、実施内容、期待する成果を一文で書いた
- 設備、外注、広告、人件費等の概算経費を分けた
- 契約、発注、納品、支払の希望時期を記入した
- Jグランツ、ミラサポplus、J-Net21を検索した
- 雇用の取組は厚生労働省の検索ツールも確認した
- 都道府県・市区町村の公式サイトを確認した
- 候補制度の年度、回次、更新日、受付状態を確認した
- 公募要領で対象者・地域・事業・経費を確認した
- 交付決定前の契約・発注可否を確認した
- 自己負担、対象外経費、税、入金までの資金を見積もった
- 終了制度を現在申請できる候補から外した
- 最終確認日と次回確認日を候補表へ記録した
申請前チェックリスト
- 所在地・事業形態・業種・目的・経費・時期・雇用施策を整理した
- Jグランツ、ミラサポplus、J-Net21、厚生労働省を使い分けた
- 都道府県・市区町村・外郭団体の公式情報を確認した
- 候補を受付状態・対象者・地域・事業・経費・着手時期で絞った
- 申請する年度・回次の公募要領と更新日を確認した
次に確認するページ
公式情報・出典
制度内容や日程は改定される場合があります。申請前に最新版をご確認ください。
