個人事業主が使える補助金・助成金【2026年】従業員なし・開業前も解説
2026年に個人事業主・フリーランスが検討できる補助金・助成金を目的別に比較。持続化補助金、デジタル化・AI導入補助金、創業支援、雇用助成金の違いと、確定申告書、開業時期、家事按分、申請前の注意点を整理します。
この記事でわかること
- 個人事業主も対象になる制度はありますが、開業時期・事業実態・従業員の有無で候補が変わります。
- 従業員がいない場合は雇用関係助成金ではなく、販路開拓・IT・創業・設備の補助金を先に確認します。
- 自宅、車、通信、端末などは事業用と私用を分け、申請から実績報告まで同じ根拠で説明できるようにします。
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個人事業主が使える補助金・助成金の結論
個人事業主やフリーランスでも、小規模事業者持続化補助金、デジタル化・AI導入補助金、自治体の創業・店舗・設備支援などへ申請できる場合があります。「会社ではないから対象外」と決めつける必要はありません。一方で、制度名に中小企業と書かれていても個人事業主を含むか、開業済みであることを求めるか、常時使用する従業員数が基準内かは制度ごとに違います。
2026年7月29日時点では、デジタル化・AI導入補助金2026の次回締切が8月25日17時です。小規模事業者持続化補助金の一般型・通常枠第20回と創業型第4回は、11月5日から12月15日までの申請受付が案内されています。受付中、受付前、終了済みを分け、申請する回次の公募要領で確認します。
最初に決めるのは制度名ではなく、何に使うか、いつ開業したか、従業員を雇っているか、どこで事業をしているかです。雇用関係助成金は事業主本人の生活費を補う制度ではなく、対象労働者の雇入れ、処遇改善、研修等を行う事業主への支援です。従業員がいない事業者は、雇用助成ではなく事業投資を対象とする補助金から探します。
| 使い道 | 制度候補 | 受付状況 | 個人事業主の最初の確認 |
|---|---|---|---|
| 販路開拓 | 小規模事業者持続化補助金 第20回 | 11月5日受付開始予定 | 業種別の従業員数、様式4、対象経費 |
| IT・AI | デジタル化・AI導入補助金2026 | 8月25日17時が次回締切 | 登録ITツール、支援事業者、確定申告書 |
| 創業直後 | 持続化補助金 創業型 第4回 | 11月5日受付開始予定 | 開業日、特定創業支援等事業の証明 |
| 地域の創業・店舗支援 | 都道府県・市区町村の制度 | 地域ごとに異なる | 居住地、事業所、開業日、納税 |
| 採用・賃上げ・研修 | 厚生労働省の雇用関係助成金 | 制度・コースごとに異なる | 対象労働者、雇用保険、実施前の計画 |
個人事業主が対象かを4段階で確認する
対象者欄に「個人事業主」と書かれているだけでは申請可否は決まりません。第一に業種と従業員規模、第二に開業・確定申告の状態、第三に所在地と事業実施場所、第四に制度固有の除外条件を確認します。副業、開業直後、事業承継直後、複数事業を営む場合は、申請対象となる事業の売上・経費・人員を説明できる資料が必要です。
小規模事業者持続化補助金では、商業・サービス業は原則として常時使用する従業員5人以下、宿泊業・娯楽業と製造業その他は20人以下が小規模事業者の目安です。デジタル化・AI導入補助金は業種ごとに個人事業主の従業員数基準が異なります。別制度の定義を流用せず、申請先の公募要領を優先します。
個人事業主は法人番号や履歴事項全部証明書の代わりに、本人確認書類、所得税の納税証明書、税務署が受領した確定申告書、青色申告決算書または収支内訳書などで本人・事業実態・財務状況を確認する制度があります。書類の年度、受付番号、受付日時、住所、屋号を早めに確認します。
副業でも継続的な事業実態を説明する
会社員の副業であっても一律に対象外とは限りません。ただし、単発の収入だけなのか、継続して顧客へ商品・サービスを提供する事業なのか、補助事業を完了できる体制があるかを確認されます。開業届を出した事実だけでなく、確定申告、売上台帳、契約書、請求書、事業用口座などを揃えます。
開業前に使える制度と開業後の制度を分ける
一般の事業者向け補助金は申請時点で事業実態を求めることがあります。一方、創業型や自治体の創業支援は、開業予定者を対象に含める場合があります。いつ開業届を提出するか、補助対象期間中に開業する必要があるかを制度ごとに確認します。
使いたい費用から制度を選ぶ
「個人事業主向け」という言葉から探すだけでは、地域の小さな制度を含む多数の候補が表示されます。広告、IT、店舗、設備、人材など、解決したい経営課題と支払う費目の両方で絞ると、対象経費と審査基準が合う制度を見つけやすくなります。
同じパソコンやウェブサイトでも、制度によって扱いが違います。デジタル化・AI導入補助金は登録ITツールと一体のハードウェア、小規模事業者持続化補助金は販路開拓との関係、自治体制度は地域内事業者や指定業者への発注などを確認します。品名だけで対象と判断しません。
| 目的 | 最初の候補 | 対象になり得る費用 | 重要な条件 |
|---|---|---|---|
| 新規顧客を増やす | 小規模事業者持続化補助金 | 広告、展示会、改装、機械、新商品開発等 | 経営計画と販路開拓のつながり |
| 会計・受発注を効率化 | デジタル化・AI導入補助金 | 登録ソフト、クラウド、導入設定等 | 登録ツールとIT導入支援事業者 |
| 店舗を開く・改装する | 自治体の創業・空き店舗・商店街支援 | 賃借、改装、設備、広報等 | 所在地、創業時期、指定施工業者 |
| 新しい機械を導入する | 自治体設備支援・省力化系制度 | 機械装置、システム、工事等 | 投資効果、最低投資額、対象業種 |
| 従業員を採用・育成する | 雇用関係助成金 | 賃金、訓練、就業環境整備等 | 雇用保険、計画提出、対象労働者 |
販路開拓は小規模事業者持続化補助金を確認する
小規模事業者持続化補助金の一般型・通常枠は、経営計画に基づく販路開拓等を支援します。補助率は原則3分の2、通常の補助上限は50万円です。インボイス特例で50万円、賃金引上げ特例で150万円、両方で最大200万円を上乗せできる場合がありますが、特例の要件を満たさなければ上乗せはありません。
第20回は2026年11月5日に申請受付開始、事業支援計画書の発行受付は12月4日、申請受付締切は12月15日17時です。商工会・商工会議所へ事業支援計画書(様式4)の発行を依頼するため、12月15日だけを見て準備すると間に合いません。
機械装置、広報、展示会、旅費、新商品開発、借料、委託・外注などが候補になりますが、単なる老朽更新や通常業務の経費を補う制度ではありません。ウェブサイト関連費だけで申請することもできないため、販路開拓計画全体と費用の関係を示します。
経営計画を数字でつなぐ
現在の顧客数、客単価、販売地域、問い合わせ数を確認し、新しい広告や改装によって何件・いくら増やすかを置きます。見積額を先に決めて理由を後付けするのではなく、課題、取組、経費、成果指標を一続きにします。
商工会・商工会議所の管轄を先に確認する
申請者の所在地によって相談先が商工会か商工会議所か変わります。相談予約、様式4の発行、差し戻しの期間を見込み、締切直前の依頼を避けます。
会計・予約・販売管理はデジタル化・AI導入補助金を確認する
デジタル化・AI導入補助金2026は、事務局へ登録されたITツールを、登録IT導入支援事業者と一緒に申請する制度です。通常枠は補助額5万円以上450万円以下で、補助率は原則2分の1です。小規模事業者の補助率やインボイス枠の率・上限は別に定められるため、事業者区分と申請枠を確認します。
4次締切は2026年8月25日17時、交付決定は2026年10月7日の予定です。事業実施期間は交付決定から2027年3月31日17時までの予定で、交付決定前に契約・購入した費用は補助対象になりません。導入を急ぐ場合も、採択前の発注を前提にしません。
個人事業主の申請では、本人確認書類、直近分の所得税の納税証明書、税務署が受領した直近分の確定申告書、所得税青色申告決算書または収支内訳書が必要です。2026年度の公募要領は確定申告書を原則2025年分とし、受付番号・受付日時または受信通知で税務署の受領を確認できることを求めています。
パソコンやタブレットだけでは申請しない
インボイス枠で対象になるPC・タブレット等は、対象となるソフトウェアと一体で導入する場合の補助対象です。家電量販店で任意の端末だけを買い、後から補助金を請求する仕組みではありません。
支援事業者へ任せきりにしない
IT導入支援事業者が入力するツール情報や事業計画も、申請者自身が確認・宣誓して提出します。機能、利用期間、オプション、保守、総額、導入後の指標を確認し、二重計上や不要な構成を避けます。
開業直後は創業型と自治体制度を分けて探す
小規模事業者持続化補助金の創業型は、創業後1年以内の小規模事業者等による販路開拓を支援し、補助上限200万円、補助率3分の2です。第4回は一般型と同じく2026年11月5日から12月15日までの申請受付が案内されています。
創業型は、単に開業後1年以内であればよい制度ではありません。公募締切から起算して所定期間内に、産業競争力強化法に基づく認定市区町村等の特定創業支援等事業による支援を受け、証明書を用意する必要があります。支援の受講回数や証明書発行に時間がかかるため、開業日と受講日の両方を確認します。
自治体の創業支援は、居住地、開業地、転入時期、創業前後の期間、地域課題、業種、税の滞納、指定支援の受講などを独自に定めます。国の創業型が合わなくても、都道府県・市区町村・商工団体の制度が候補になる場合があります。
創業予定者は開業届を出す日を先に決めない
制度によっては公募開始後から事業完了日までの開業、申請時点で開業済み、締切から1年以内など基準が違います。先に開業届を出すことで対象期間から外れる場合もあるため、使う制度の要件を確認してから日程を決めます。
地域制度は事業所所在地で探す
住民票の住所、本店・主たる事業所、店舗、設備設置場所、納税先のどれを地域要件にするかは制度ごとに違います。「東京都在住」だけで東京都内すべての創業支援へ申請できるとは限りません。
従業員がいる場合だけ雇用関係助成金を検討する
厚生労働省の雇用関係助成金における事業主には、一定の要件を満たす個人事業主も含まれます。ただし、助成の対象は事業主本人ではなく、雇用保険被保険者の雇入れ、雇用維持、正社員化、訓練、両立支援、就業環境の改善などです。
雇用保険の被保険者を雇う事業は原則として適用事業となり、事業主には届出義務があります。助成金ごとに、ハローワーク等の紹介、実施前の計画届、就業規則、賃金台帳、出勤簿、雇用契約書などを求めます。従業員を採用した後に制度を探しても、事前手続きに間に合わないことがあります。
個人事業主本人や業務委託のフリーランスは、雇用保険の被保険者を対象とする助成の対象労働者にはなりません。家族従業者、同居親族、役員に近い働き方も制度ごとに取扱いが異なるため、労働局またはハローワークへ確認します。
従業員ゼロなら雇用助成金を候補から外す
一人で事業を営み、雇用契約を結んだ従業員がいない場合は、キャリアアップ助成金や人材開発支援助成金などを自分自身のために申請することはできません。販路開拓、IT、設備、創業、地域の事業者支援を優先します。
業務委託と雇用を混同しない
外注先や業務委託者へ報酬を払っていても、その人が助成対象の労働者になるとは限りません。契約名称だけでなく、指揮命令、勤務時間、報酬、事業者性など実態で判断されます。
事業用と私用が混ざる経費を分ける
個人事業主の申請で問題になりやすいのは、自宅、車、スマートフォン、通信回線、パソコン、カメラなど、私用にも使える費用です。確定申告で家事按分しているから、補助金でも同じ割合が自動的に認められるわけではありません。制度が汎用品や私用可能な物品を対象外としていれば申請できません。
対象候補であっても、設置場所、利用者、利用目的、利用時間、事業用アカウント、持出しルールを説明します。自宅兼事務所の改装では、図面と面積、店舗専用部分、住居部分、工事内訳を分けます。車両や端末では、事業専用であることを求める制度があります。
見積書を一式表記にせず、商品名、型番、数量、単価、工事、設定、送料、保守、月額利用期間を分けます。申請時に事業用部分を説明し、実績報告でも同じ内訳の請求書・振込記録・写真・成果物を提出できるようにします。
| 費用 | 確認する事業利用 | 分ける資料 | 対象外になりやすい例 |
|---|---|---|---|
| 自宅兼事務所 | 事業専用区画と工事目的 | 図面、面積、工事内訳、写真 | 住居部分の内装・家具 |
| PC・スマートフォン | 使用者、業務、管理方法 | 端末台帳、アカウント、仕様 | 私用可能な汎用端末の単独購入 |
| 車両 | 運行目的、頻度、保管場所 | 運行記録、車検証、見積 | 通勤・家庭利用が中心の車 |
| 通信・クラウド | 対象業務、利用者、期間 | 契約、ID一覧、月額内訳 | 対象期間外・個人用プラン |
| カメラ・工具 | 制作・施工との直接関係 | 案件、作業工程、保管台帳 | 趣味利用と区分できない物品 |
個人事業主が申請前に揃える書類
個人事業主は、法人の登記事項証明書や法人決算書とは異なる書類で事業実態を証明します。申請システムが求めるファイル名と有効期間を確認し、マイナンバーなど提出不要な個人情報を黒塗りにします。
電子申告した確定申告書は、第一表だけでなく受付番号・受付日時または受信通知が必要になる場合があります。紙で提出した控えに収受日付印がない現在の運用も考慮し、制度が指定する納税証明書や受信通知で受領事実を補います。
売上や利益の数字は、確定申告書、青色申告決算書・収支内訳書、売上台帳、事業計画の間で一致させます。屋号や住所を変更した場合は、申請システム、GビズID、税務書類、見積書の表記差を整理します。
| 目的 | 書類例 | 確認点 | 準備時期 |
|---|---|---|---|
| 本人確認 | 運転免許証、運転経歴証明書、住民票等 | 有効期限、現住所、不要情報 | 申請前 |
| 事業実態 | 確定申告書、開業届、売上台帳 | 受領記録、対象年、屋号 | 候補選定時 |
| 納税 | 所得税の納税証明書 | 税目、年度、発行日 | 申請要領確認後 |
| 財務状況 | 青色申告決算書、収支内訳書 | 申告書との一致、全ページ | 計画作成前 |
| 投資内容 | 見積書、仕様書、カタログ、工程表 | 名義、内訳、対象期間 | 契約前 |
補助上限ではなく実際の補助見込額を計算する
補助上限は、その制度で交付され得る最大額です。見積総額が上限額を超えれば上限まで受け取れるという意味ではありません。まず対象外費用と消費税等を除き、認められる対象経費へ自分の区分の補助率を掛け、費目別・枠別の上限と比較します。
たとえば税抜き75万円の対象経費に補助率3分の2を掛けると50万円です。持続化補助金の通常上限50万円に達しますが、審査、交付決定、実績報告、確定検査を経て減額される可能性があります。特例上乗せも、インボイス登録や賃金引上げ等の要件を満たし、証拠を提出できる場合だけです。
補助金は原則として後払いです。契約金、納品代、広告費、設備代を先に支払い、実績報告と検査の後に入金されます。不採択、減額、納期遅延も想定し、補助金を除いても事業を継続できる資金計画にします。
生活費を事業資金へ混ぜない
売上入金、税・社会保険、生活費、補助事業の支払日を月別に並べます。補助金の入金予定額を確定収入として生活費へ充てると、実績報告前に資金が足りなくなるおそれがあります。
融資・自己資金との役割を分ける
補助金は立替資金そのものを供給する仕組みではありません。必要に応じて日本政策金融公庫や制度融資を検討し、返済が必要な資金と、採択・実績確認後に交付される補助金を混同しないようにします。
補助金を受け取った後の記帳と税務を確認する
国や地方公共団体から支給された助成金等のうち課税対象になるものは、個人事業の帳簿で雑収入に含めるのが基本です。「返済不要」と「非課税」は同じ意味ではありません。交付決定通知、額確定通知、入金日、対象経費、固定資産の取得内容を保存します。
国税庁は、地方創生起業支援金について、個人の事業所得等の総収入金額へ算入する考え方を示しています。固定資産取得に充てた国庫補助金等では、所得税法上の総収入金額不算入の特例を適用できる場合がありますが、対象となる補助金・資産・経理処理を個別に確認する必要があります。
交付決定日、額確定日、入金日のどの年分で収入計上するかは、補助金の支給確定時期や会計処理によって判断が必要です。高額な設備を取得した場合や年をまたぐ場合は、確定申告前に税務署・税理士へ資料を示して確認します。
補助対象経費の帳簿を別管理する
通常経費と補助事業の経費へ補助コードを付け、見積、発注、納品、請求、振込、固定資産台帳まで関連付けます。補助金事務局への実績報告と確定申告で違う金額を使わないようにします。
個人事業主の申請可否を想定ケースで確認する
ここでは、個人事業主で判断が分かれやすい三つのケースを示します。実際の申請可否は、公募要領、申請回、事業内容、所在地によって決まります。
一人でネットショップの販路を広げるケース
従業員のいない小売業の個人事業主が、新商品の撮影、チラシ、展示会、店舗改装を組み合わせて新規顧客を増やす計画なら、持続化補助金を候補にします。ウェブサイトだけの申請、私用カメラ、通常の仕入れは対象外になりやすいため、販路開拓との関係と費用区分を確認します。
会計ソフトとPCを導入するケース
インボイス対応の会計ソフトとPCを導入する場合は、デジタル化・AI導入補助金の登録ITツールとインボイス枠を確認します。PCだけを先に買わず、IT導入支援事業者と構成を決め、GビズIDと確定申告関係書類を用意してから申請します。
アルバイトを正社員にするケース
個人経営の店舗が雇用保険被保険者である有期雇用労働者を正社員へ転換する場合は、キャリアアップ助成金が候補になります。転換後ではなく、実施日の前日までにキャリアアップ計画を提出し、就業規則、賃金、雇用期間等の要件を確認します。
個人事業主が対象外になりやすいケース
対象者欄に個人事業主が含まれていても、実施時期、経費、事業実態、雇用関係の要件を外すと対象になりません。販売会社の「補助金対応」という広告だけで契約せず、公式公募要領に書かれた条件へ戻ります。
見落としやすい注意点
- 申請または交付決定の前に契約・発注・購入した
- 生活費、住宅部分、家族利用など私用分を区分できない
- 開業前・創業後の対象期間から外れている
- 確定申告書の受領記録や納税証明書を用意できない
- 従業員がいないのに雇用関係助成金を事業主本人へ使おうとしている
- 登録ITツール・指定設備・指定業者などの制度固有要件を満たさない
- 現金払い、個人間送金、別名義のカードなど支払証拠が不足している
- 同じ経費を国・自治体の複数制度へ重複申請している
個人事業主向け補助金を地域まで含めて探す手順
国の制度は中小企業庁の公募情報、ミラサポplus、Jグランツで確認します。地域制度は都道府県・市区町村の公式サイト、J-Net21の支援情報、商工会・商工会議所から探します。民間記事は候補名を知る入口にし、受付状況と条件は必ず公式ページで照合します。
検索条件は、所在地、個人事業主、業種、目的、使いたい費用、契約予定日、従業員の有無の順に整理します。終了済み制度が見つかった場合は、同名の次回公募があると決めつけず、所管機関の新着情報と予算資料を確認します。
候補を表にしたら、対象者、対象経費、補助率・上限、申請期限、交付決定予定、事業実施期間、入金時期、必要書類を横並びにします。最大額より、実施したい日までに申請でき、自己資金で立て替えられる制度を優先します。
- STEP1
事業所所在地
- 外す候補
- 地域外・移転要件不一致
- 残した後に読む資料
- 自治体公募ページ
- STEP2
開業日・確定申告
- 外す候補
- 対象創業期間外・事業実態不足
- 残した後に読む資料
- 対象者要件
- STEP3
従業員の有無
- 外す候補
- 対象労働者が必要な助成金
- 残した後に読む資料
- 支給要領・共通要領
- STEP4
使い道・費目
- 外す候補
- 目的・対象経費が合わない制度
- 残した後に読む資料
- 対象経費・対象外経費
- STEP5
契約・納品予定日
- 外す候補
- 交付決定前着手になる制度
- 残した後に読む資料
- 公募スケジュール
個人事業主の補助金・助成金でよくある質問
個人事業主から多い疑問を、2026年7月29日時点の公式情報に沿って整理します。最終判断は申請回の公募要領と事務局の回答を優先してください。
開業届を出せばすぐ申請できますか
開業届だけで申請できるとは限りません。確定申告書、売上実績、創業支援の証明、開業からの期間などを求める制度があります。開業予定者を含む制度もあるため、提出前に対象時点を確認します。
従業員がいなくても補助金は使えますか
持続化補助金やデジタル化・AI導入補助金など、従業員ゼロでも対象候補になる制度があります。雇用関係助成金は対象労働者が必要なため、制度の種類を分けてください。
補助金を受け取ると確定申告が必要ですか
課税対象となる補助金・助成金は事業の収入として記帳します。固定資産取得に関する特例など個別判断があるため、交付決定通知、額確定通知、入金記録、対象経費を保管し、申告前に確認します。
自宅兼事務所の家賃や改装費は対象ですか
制度が賃借料・改装費を対象にしていても、住居部分や通常家賃は対象外になる場合があります。事業専用部分を図面・面積・工事内訳で区分できるかを確認します。
申請前チェックリスト
候補制度を見つけたら、次の項目を申請回の公式資料と照合します。一つでも未確認なら契約・購入を進めず、公式窓口へ具体的な条件を伝えて確認してください。
手続きを進めるポイント
- 個人事業主が対象に含まれ、業種別の従業員数基準を満たす
- 開業日、確定申告年、事業所所在地が対象条件と一致する
- 本人確認、納税証明、確定申告書、決算書類を指定形式で用意できる
- 事業用と私用を分け、対象経費の必要性を説明できる
- 申請・交付決定前に契約、発注、支払いをしていない
- GビズID、商工会・商工会議所、支援事業者など外部手続きを逆算した
- 補助見込額ではなく、総支払額を立て替える資金がある
- 従業員が必要な助成金では雇用保険と事前計画を確認した
- 同じ経費を別の補助金・助成金へ重複申請していない
- 受領後の記帳、実績報告、証拠保存、取得財産の管理を予定に入れた
申請前チェックリスト
- 開業日・確定申告年・事業所所在地を確認した
- 従業員の有無と雇用保険の対象を確認した
- 事業用と私用の費用を明確に分けた
- 指定された本人・納税・確定申告書類を用意した
- 交付決定前に契約・購入しない工程にした
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公式情報・出典
制度内容や日程は改定される場合があります。申請前に最新版をご確認ください。
